猫背で土下座

帰り道に車の中でなんかいいことばが思いついて、なんとなくいい気分(これは私の中で大事なことなのだけど、まあどうだっていいはなしである。)になって、ふふふんと上機嫌で帰宅し、我慢を少ししていた(なぜ我慢していたのか今となってはわからない)トイレに行ってトイレットペーパーがないという事実と向き合うことになり、排泄物と一緒に、その浮かんだいいことばは流れていった。今頃なにしてんのかなと思う。なんとなく仲良くなった他の流れていってしまったことばと、おまえはそんなときに流されてしまったのか、俺はこんなときだったんだよ、と言い合っているのか、はたまたふて寝か、なんなのか。ああどうでもいい、すごくどうでもいい。もうなんてゆうか、全部に濁音つけちゃいたいくらいどうでもいい。自分の話したい事を説明しようとするとどうしてもオノマトペが山盛りになってしまう。そして面白い話はとてもつまらない話へと変貌を遂げてしまう。できればそれが出る前にBボタン連打で止めてしまいたいけど、無理。ゲームじゃないし。知っているし。もう寝るし。